明るく元気に暮らせる社会を目指します!一般社団法人 老活研究所 ブログ

今年も今日で最後となってしまいました。

皆さんにとって、2012年はどのような年だったでしょうか?

 

私にとって今年は、ひとことで言えば「チャレンジ」の年でした。

弁護士としての通常業務でも、いろいろなチャレンジがありました。

さらに昨年から始めた「老活セミナー」は、今年、合計17回も開催することができました。

自主開催だけでなく、講師として依頼されて行ったものも9回を数えました。

 

多くの方から、「老後に備えることの大切が分かりました」と言っていただけました。

しかし、他方で、「自分はそのうえ考えます」とか「うちの親はなかなか動かに」などという声もいただきました。

今後は、単に知識を提供するのではなく、具体的な行動につなげて行かなければいけないと考えています。

 

今年9月に発表された統計では、65歳以上の高齢者が初めて3000万人を突破、

おおよそ4人にひとりが高齢者となったことが判りました。

しかも、来年以降も急速に増えていくと予想されています。

その高齢者の3分の1程度は認知症になると言われています。

 

今のうちに手を打っておかないと、近い将来、認知症の高齢者によるトラブルがいろいろ発生して、社会問題になりかねない。

そう危惧しています。

 

交通事故の死者は、半数が高齢者です(平成23年)。

自殺者のうち60歳以上は全体の38%も占めます(同年)。

以前に話題になった孤独死は、地域では今も頻繁に起きています。

 

明るい兆しもあります。

今年の流行語大賞に「終活」も選ばれました。

「終活」は「老活」よりも範囲は広いですが、老後の準備をするという点では、共通するところもあります。

 

「終活」「老活」どちらでも構いません。

より多くの人が、老いや死に対して目を背けずに備えをする。

老いや死ときちんと向かい合える。

そんな社会になることを願っています。

私も、そのような社会を実現するべく、できる限りのことを続けていきたいと思っています。

来年はまた新たな展開をしていこうと考えています。

 

皆さまには、今年いち年間、いろいろとご支援・ご声援をいただき、本当にありがとうございました。

略儀ながら、ここで、御礼申し上げます。

来年もどうか「老活」にご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

最後に、皆さまが良いお年をお迎えられることを心からお祈りいたします。

 

2012年12月31日 老活コンサルタント 大 竹 夏 夫

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大竹夏夫

大竹夏夫

老活とは、「老後に備える準備活動」のことです。 老後になると、いろいろな問題がおきます。 お金の問題、健康の問題、住まいの問題、介護の問題などなど・・・ 例えば、認知症になってしまって、自分のお金を管理できない。 どこに財布をしまったか分からない。 通帳を見ても、意味が分からない。 そうなると、日々の食事すらできなくなってしまいます。 みなさん、元気なうちは、「大丈夫」と思って、準備をしないのですが、 実際に「こと」が起きたときには、「準備しておけば良かった・・・」と 後悔してしまうのです。 後悔しないように、元気なうちから、若いうちから準備をしましょう。 わたくし、老活弁護士の大竹夏夫が、みなさんの老後の準備をお手伝いいたします。

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